ステップバックのコツ

オフェンスで相手にブロックアウト(ボックスアウト)されてもディフェンスをかわすことは出来ます。
その際に有効なテクニックが小さく後ろに下がるステップバック。

オフェンスでのリバウンドでは、その前にディフェンスを押す動作が入ります。
バスケットボールの試合ではシュートの成功率はおよそ50％と言われており、相手にボックスアウトされてもリバウンドをとれれば、それだけシュートに持ち込むことも出来るので、しっかり身につけておきたいテクニックの一つです。

そんなステップバックは、ボックスアウトされた状態でディフェンスに対して強い力で押すことがポイント。
そうすると相手は、こちらがパワーで突破しようとしていると勘違いして、その力に対抗しようとして体重をしっかりかけてきます。

その瞬間に後ろに素早く一歩ステップします。そうすればディフェンスはバランスを崩すので、その隙に脇からすり抜けて前に出るわけですね。
ただ、この時に相手を腕を使って押してしまうとファウルをとられてしまうので、重心を落として体を使ってぐっと強く押し込むようにしましょう。

また、ステップバックでは自分と相手との間にスペースを作ることが大切。これにより真っ直ぐに脇を抜けるコースが生まれます。
小さな動きといっても、前に出ることが出来なければ意味がないので、状況に応じて大きく下がるなど、よく相手を観察して見極めることがステップバックのコツです。

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