スクリーンアウト 中原雄 バスケットボール上達 練習法 初心者 一人

スクリーンアウト

リバウンドを制する効果的なテクニックに、スクリーンアウトがありますね。

 

 

シュートを放つと、3〜4人のシューターを含めたオフェンスがリバウドに入ろうとします。この時に自分の身体を壁(スクリーン)にして、相手がリバウンドに入れないように体でガードし、タイミングを遅らせるディフェンスを行うことをスクリーンアウトと言います。

 

 

そして、背中や腰が相手に触れる程度ならかまいませんが、手で押さえてはいけません。
相手の動きを良く見てリバウンドに入ろうとするところに身体を入れてターンして、相手より良いポジションを確保します。

 

 

少し離れた相手ならフロントターン、近い相手ならバックターンで隙間を空けないように相手に密着します。足を大きく開いて、肘をはって肩まで両手を上げて相手の前にふさがり、両手を左右に広げて相手の動きを防ぎながら、チャンスがあるようならリバウンドに入るようにします。

 

 

また、シュートを放たれると、ついボールを見てしまいがちになりますが、そうなると相手に先をこされてしまうので、ボールよりも相手の動きを良く見てスクリーンアウトに入るのが大切です。

 

 

これがしっかりできれば、相手よりゴールが体一つ分近くになるので、リバウンドの取り合いを有利にすることが出来ます。

 

 

また、ゴール下での混戦では素早い的確な判断が必要です。スクリーンアウトでリバウンドをとったら着地と同時に素早くパスを出します。
出来れば、相手のゴール付近にいる味方にパスをして、速攻で得点に結びつけるようにしたいものです。

 

 

それが、難しいようなら近くにいる味方に確実にパスをすることが大切ですので、しっかりとプレーヤーの動きやポジションを把握しておくことがとても重要です。